(霊柩事業部)本日、千葉済生会習志野病院から木更津までのご遺体搬送を承りました。
本日未明、千葉習志野済生会病院から、木更津までのご遺体搬送を受けたまわりました。
葬儀社様よりご連絡頂き、搬送させて頂きました。
搬送車にはよく、ご家族様が御同乗される事が、多々有るのですが、黙り込んでまったく喋らない方や、泣いていて悲しんでいる方や電話口でご親族と喧嘩話が始まる方等様々な方がお乗りになられて来ます。その、人間模様は、生前故人様とご家族様のご関係がどの様な感じで有ったかを浮き彫りにする事も多々御座います。
今回は、非常にお父さん愛の強い娘様が御同乗されて、生前、故人様との思いで話しや、昔連れて行ってくれた動物園等のお話や奥様との馴れ初めのエピソード等聞かせて頂き、人様には各自様々な人生のドラマ、人生のページというものが、有ると感じました。その、娘様に今まで一番出来た親孝行とはどんなことでしたか?とお聞きしましたら、結婚式のウエディング姿を見せて上げられたこととおっしゃっているのが印象的でした。お父様が、お亡くなりになる丁度、半年前の話でした。
その時、お父さんが一言、綺麗な娘になってくれたね。と、涙がポロリと。今の時代、親子関係が殺伐としている時代に様々な事件なども起きていますが、やはり親子の深い絆というものは、永遠なのかもしれません。
そんなお話をしながら、木更津に到着し、現地葬儀社へご遺体のお引渡しをさせて頂きました。もう、我々はこの娘様には会う事は無いでしょう。この搬送という仕事は、もう二度と会わないだろうというご遺族様もお乗せする場合も多々御座います。今日も一期一会のご縁を噛みしめながら、感謝の心で、ご遺族様の想いや、心の搬送をさせて頂いております。
霊柩事業部 星川
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