★茨城県・筑波大学付属病院よりご遺体搬送をさせて頂きました。姉妹愛のお話しご遺族おねいさまからお聞かせ頂きました。
2017年03月23日(木)8:04 PM
個人のお客様から病院現地(筑波大学付属病院)より深夜に御電話頂きました。未明に最愛の妹様がお亡くなりになったとの事で、一旦取りあえず、千葉県内我孫子市の自宅まで搬送だけして欲しいとのご依頼でした。
病院へ駆けつけて、ご遺体を搬送車に乗せ様々な今までのお話をお聞かせいただきました。
故人様はただ一人の妹さんで、共に2人で生きて来た人生だったそうです。その妹さんが、緊急入院し余命いくばくと告げられ、半年に渡る看護、そして今回看取りながら故人様と最後の大切な時間を過ごされてきたこと等お話を聞かせて頂きました。
元々ご両親が20年に渡り交互に長期病気療養、介護、等が続いてしまい、実のところ妹さん共々婚期を逃してしまったそうです。
この、介護という問題。お金が有る富裕層で有れば至れり尽くせりの施設などに手厚くご両親を預ける事も出来ます。しかし現実経済的にもその他、自宅で介護しないとならない様々な理由という事は、出てくるのものです。
おねいさんは、今とても孤独で悲しく此れからの人生の淋しさが怖いとおっしゃっていました。
私共も、こうして搬送の御依頼も何かのご縁ですから、淋しさに打ちひしがれたときはいつでもご連絡くださいとお名刺をお渡し別れて参りました。私達、搬送の仕事というものは、故人様やご遺族様の御心も運んでいるという自覚を致しました次第です。
心も運ぶ搬送社で有りたいと思っております。 合掌 ご遺体搬送・霊柩搬送部
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