★ご遺体搬送の航空・空輸便を承りました。羽田発~鹿児島行ANA
昨日は、鹿児島までの、空輸便でご遺体の空港までの搬送とお棺の出貨物手続きをさせて頂きました。
航空貨物法規では、ご遺体と言えども、一般貨物と同じカテゴリーで取り扱います。
棺に納める事は決まり事で、収めた後に全体的重量を計ります。
例えば、体重50キロの方で有れば、棺の重さ、ドライアイスの個数、ご遺体体重をおおよそ合計して総重量から見積もり(輸送料金を算出し)他に、手読き代行の手数料と空港までの搬送費、棺、ドライアイス等の実費を合計したのもが、全体の料金となります。陸送の場合長距離ですと金額も結構行くので、場合により空輸便の方が安くなるケースも有ります。
また、時間が大きく短縮されるケースも有ります。デメリットは、空輸中のご遺体の状況確認等が出来ないという事と、荷物というカテゴリーでの扱いとなりますので、心情的な部分としてどうかという事でしょう。
今回の故人様は40歳代の男性で生前遺言で、自分が亡くなったら葬儀は郷里で行いたいとの御意向でした。
最近では、首都圏での火葬順番待ち(火葬場)を避けて郷里で火葬や葬儀を行う方が増えて参りました。
此れはあまりよく知られていない事ですが、実は火葬というものは、書類さえ有れば全国どこででも可能です。
※ただし、居住地以外での火葬料金は、金額が高くなる事が一般的です。
最近では地方の葬儀社様も郷里で行う葬儀という事にご理解ある会社様も増えてきております。現地空港への搬送車の手配やお出迎えなど、鹿児島の葬儀社様もお打ち合わせ段階から非常に現地での各手配等もとても協力的にして頂けました。
今回は故人様ご家族様から、すべて手配や引継ぎ打ち合わせを任され、無事にご遺体の空輸業務が無事に終わった次第です。
今後も、ご遺体の空輸搬送も増えて行く事と思います。
≪前へ「★火葬までの待機日数が、首都圏で平均4日間~7日間という事で地方の火葬場の活用が増加している。」 | 「★茨城県・筑波大学付属病院よりご遺体搬送をさせて頂きました。姉妹愛のお話しご遺族おねいさまからお聞かせ頂きました。」次へ≫